スイートルーム獲得大作戦
この旅行に出る前に,SPGのプラチナメンバーになりました。
京都の翠嵐ラグジュアリーホテルでは,アップグレードによりガーデンスイートルームに宿泊できました。
そうした経験から,今回の旅行に当たっても,スイートルームにアップグレードしてもらえればうれしいなと思い期待していました。
ところが,バンコクでのシェラトン,チェンマイでのるメリディアン,いづれもアップグレードはしてくれているのですがスイートルームではありません。このため,気持ちが盛り上がりません。
どなたかのブログに,連泊の場合は,スイートへのアップグレードは期待できないと記載されていました。ホテル側の立場に立てば良くわかります。
春節休暇と王様の妹
しかも今回の旅行の4日目は春節でした。(旧正月で、中国ではこの時が新年の始まりで長期休暇になります。)
従って,街もホテルも春節休暇の中国人であふれていました。
チェンマイのルメリディアンに至っては,王様の妹が泊っていた(大学の卒業式で来賓として出席のためらしい。)ということですから,スイートルームが空いているはずがありません。
アップグレードの定義
アッップグレードに関しては、「チェックイン」の時にスイートを含むグレードの高い部屋が空いている場合にはアップグレードしますとなっています。
この言葉からだと、連泊の途中からスイートルームが空いても、途中からアップグレードはしてくれないことになります。
しかし、ホテルから見れば、1泊だけの客より連泊してくれている客を大事にしてくれそうです。
お手紙大作戦
そんなことをつらつら考え、支配人に手紙を書いてみることにしました。
英語のできない私が支配人宛に手紙を書くのですから、内容は、単純で幼稚なものです。
「私は、SPGのプラチナ会員です。6連泊しています。春節休暇も終わります。王様の妹もバンコクに帰ったと聞きました。もし可能であれば、さらに広い部屋にアップグレードしてくれると嬉しく思います。」
おおよそこんな単純な内容です。
ダメでもともとの気持ちで、午前中に手紙をクラブルームのフロント係に渡しました。
成功 成功 成功 スイートルームへ
夕方、クラブルームへ行くと、フロント係の女性が声をかけてきて、希望通り部屋を変わっていただくので、荷物を整理して明日の昼にクラブルームに来てくださいとのことでした。
新しい部屋番号を教えてくれというと、その時でないと申し上げられませんとのことでした
翌日の昼に、クラブルームに行くと、新しい部屋に案内してくれました。
今までの部屋の倍くらいある、リビングルームとベッドルームが別々にあるジュニアスイートルームでした。
リビングです。
バスも大きくなっています。大人並んで二人ゆったり入れます。
シンクも2つです。
クローゼットも広いです。
バスからの外の眺め。
ベッドルームです。
リビングからベッドルーム方向を見たところ。
ベッドルームからリビングルームを見たところ。
チェンマイの最後の2泊は、お手紙作戦の成功で、広々とした部屋でゆったり過ごすことができました。