ファーストクラス世界1周
すでにこのブログでご報告している通り、スターアライアンスの世界1周航空券を購入し、ファーストクラス世界1周に行くことにしている。
日本で3分割
世界1周を分割して周ることは、色々なブログに出ているが、日本で分割できるということはあまり知られていない。
分割というのは、世界1周の旅を、一度に続けて周るのではなく、その一部を周って途中で旅を中断し、何ヶ月かのちに再開し、旅を続けるということです。
例えば、世界1周の旅をパリで中断するとなると、旅の途中のパリから日本へ帰国する航空券および旅の再開のために日本からパリに渡る航空券は、世界1周航空券とは別に手配する必要があります。
しかし、日本で3分割するというのは、そういう別手配の海外航空券を必要としません。そのためには、東京、関西、中部の空港を利用するということです。
私の今回のプランでは、
第1ステージは、8月に、羽田を出発し、アメリカ、欧州を周り中部国際空港に帰国します。(約2週間)
第2ステージは、10月に、中部国際空港を出発し、アジアを周り、関西国際空港に帰国します。(約10日間)
第3ステーじは、12月に、関西国際空港を出発し、オーストラリア、ニュージーランドなどを周り羽田に帰国します。(約2週間)
この全ての航空券を世界1周航空券で賄えるのです。
ファーストクラス航空券
世界1周ファーストクラス航空券ですが、ファーストクラスの設定のない路線、ビジネスさえもない路線もあります。
このため、今回私がファーストクラス世界1周航空券で搭乗する飛行機は、ファーストクラス4路線、ビジネスクラス9路線、エコノミークラス2路線となっています。
全部ファーストというわけではありませんが、この航空券を個別に買うことと比較すると、多分世界1周航空券の料金は1/3以下だろうと思います。ですから、世界1周航空券はとてもお得です。
宿泊ホテルー今回のマリオットとSPGのプログラム統合の影響
私は、昨年プラチナチャレンジし、マリオット・SPGのプラチナ会員になりました。
今回の世界1周にあたっては、当初は、SPGのホテルをホッピングし(1泊ずつする)25滞在を達成し、プラチナの資格を維持することを計画していました。
ところが、8月からプログラムが統合されるということで事情が変わりました。
会員資格維持のためには、マリオットに泊まっても、SPGに泊まっても同じことになりました。
また、プラチナ資格維持のためには、滞在という要件はなくなり、年間50泊以上ということになりました。
このため、マリオットとSPGから適切なホテルを選ぶ。
2連泊を基本にする。(ホッピングは忙しい。3連泊以上だとスイートへのアップグレードの可能性が減少するように思う。)
との方針でホテル選びをしました。
ファーストステージのフライトと滞在都市と宿泊ホテル
羽田→ニューヨーク 全日空ファーストクラス
ニューヨーク4泊
2年前にニューヨークへ行った際には、日本語の通じるホテルということでキタノホテルに宿泊しました。安心して泊まれる点はいいのですが、タイムズスクエアーから歩いて帰るには少々遠かったこと、マリオット・SPGのグループではないこと、から今回は見合わせました。
一般に、タイムズスクエアー 周辺のホテルは、高く、狭く、サービスが悪いということで評判はよくありません。しかし、ミュージカル三昧のニューヨーク滞在を計画しているので、タイムズスクエアー 近辺は外せません。少々高くてもやむを得ないということでホテル選びをしました。
その結果、マリオット・マーキスに2泊、wニューヨークタイムズスクエアー に2泊することにしました。
タイムズスクエアー のど真ん中で、ホテル同士は道路を挟んで向かい合っているので、移動は楽です。
マリオット・マーキスは、一番安い部屋でも35平方メートルあるので十分です。
wは、一番狭いワンダフルルームで27平方メートル。それでも十分なのですが、ファンタスティックスイートは58平方メートルあるのに、料金の差額は70ドルほどなので、ここは大奮発し、ファンタスティックスイートを予約することにしました。
ニューヨーク→チューリッヒ スイス航空ファーストクラス
チューリッヒ2泊
ニューヨークで贅沢するので、チューリッヒでは、観光スポットから少し離れているのですが、
お安く泊まれるシェラトン・チューリッヒホテルに2泊することにしました。
チューリッヒ→リスボン ポルトガル航空ビジネス
リスボン3泊
リスボン近郊にあるシントラ、ロカ岬(ユーラシア大陸の最西端)にも行ってみたいので、リスボン市街に1泊、カスカイスに1泊、またリスボンに戻り市街に1泊としました。
その結果、
シェラトン・リスボア・ホテル&スパ1泊
シェラトン・カスカイス1泊
シェラトン・リスボア・ホテル&スパ1泊
となりました。
リスボン→パリ ポルトガル航空ビジネス
パリ4泊
一番悩んだのが、モンサンミッシェル見学に行くか否か、行くとしたら日帰りか泊まりかということです。行ってみたいのですが、片道4時間は遠すぎます。
初めてのパリに4泊するのに、そのうち丸々1日(朝7時に出発し夜8時に帰ってくる)が必要になるので諦めました。2度目・3度目のパリもあると思うので、その時にとっておくことにしました。
まずは、パリのど真ん中オペラ座の前にある、
wパリーオペラに2泊
これも大贅沢です。今回の旅行の中で、1泊あたり最安値の部屋の単価は最高です。
ただし、SPGの継続会費支払いによる無料宿泊特典が2泊分(私と妻分)あるので、それで泊まることにしました。
ルネッサンス・パリ・ラ・デファンス・ホテル2泊
旅行記を読んでいると、料金は安く、プラチナ特典のラウンジも充実しているということで選びました。
パリ西部の新開発地区に位置していますが、パリ3日目でありメトロにもなれるので大丈夫だろうということで選びました。
パリ→フランクフルト ルフトハンザ航空ビジネス
フランクフルト2泊
フランクフルト・マリオット・ホテル2泊
フランクフルトは初めてです。ハブ空港であり、これから何度か世界1周する時に必ず寄ることになるし、いつかは、フランクフルトを起点にロナンティック街道旅行をすることになるので、今回は、ゆっくりフランクフルト市内見学をしようと思っています。
フランクフルト→上海(トランジット) ルフトハンザ航空ファーストクラス
ルフトハンザ航空のファーストクラスラウンジは素晴らしいという評判だし、ラウンジから搭乗する飛行機までベンツで送ってくれるというので楽しみです。
フランクフルトから羽田へ帰ることもできるのですが、そうすると世界1周の旅が終わってしまうので、あえて上海までとし、上海から中部国際航空へ行くことにしました。
上海→中部国際空港 全日空ビジネス
シニア割引
上記が世界1周旅行第1ステージの概要です。
ホテル選びをするということは、ホテルの場所を確認するということを含みますから、空港、ホテル、観光名所の位置関係を見るということになるので、旅のイメージが具体化します。
今回ホテル選びをして気づいたのは、日本国内ではシニア割引をあまり見かけません。
ですが、マリオット・SPGの海外ホテルではシニア割引として5%ほど割安料金を提供しているところを多く見かけます」。
シニアの方は、予約の際にシニア割引の有無をチエックして見ることをお勧めします。