年金生活を贅沢に送るための智恵を開示します。ビジネスクラスでの海外旅行。高級ホテルでの滞在に多くの特典。陸マイラー活動により実現。

陸マイラーのプチ贅沢な年金生活の知恵

陸マイラーとは、お金を使わずにポイントサイトでポイントを取得し、それを航空会社のマイルと交換し、無料で特典航空券を取得し、海外旅行を楽しむ人をさすが、陸マイラーの得る特典を最大限に享受できるのは、時間に余裕のある=長期間の海外旅行をする時間のある=年金生活者と言うことになる。年金生活者向けに陸マイラー入門講座を開設し、プチ贅沢な年金生活の知恵を開示していきたい。

年金夫婦がファーストクラスで世界2周ー夢ではなく目標

年金夫婦でもファーストクラスで世界1周できる

昨年、このブログを始め、ブログ記事を書くために、陸マイラーの諸先達の記事を参考にさせていただいています。

色々勉強してみると、「ファーストクラスで世界1周」というのが、夢ではなく、意外と実現可能性があるということがわかってきました。

まず、世界1周につきわかりやすく解説しているのは、「世界1周航空券完全ガイド・世界1周NAVI」(イカロス出版)です。

以下は、この本の記述に沿って紹介していきます。

世界1周航空券は、各アライアンスがそれぞれ発行しいていますが、私がマイルを貯めているANAが所属するスターアライアンスに沿って述べていきます。

まず、スターアライアンスのファーストクラスの世界1周航空券は、飛行距離が29,000マイル以内であれば、1,141,000円、29,000〜34,000マイルで1,344,000円、34,000〜39,000マイルで1,504,800円です。

ANAファーストクラスで東京ーニューヨーク往復で約220万円、東京ーロンドン往復で約270万円ですから、ファーストクラス世界1周航空券が如何に割安か明らかです。

 

陸マイラーとして、これを特典航空券で行くことを考えるわけですが、総飛行距離が18,000〜20,000マイルの場合は、18,000マイル。20,000〜22,000マイルの場合は、20,000マイル。22,000〜25,000マイルの場合は22,000マイル。25,000マイル〜29,000マイルの場合は、26,000マイルが必要となります。

 

ソラチカルートでマイルを貯めれば、18,000✖️12=216,000マイル/年/人貯めることが可能ですから、夫婦で貯めれば1年で432,000マイル貯まります。

ですから、年金夫婦がファーストクラスで世界1周することは、夢ではなく、十分に実現可能な、身近なことです。

 

なぜ世界2周なのか

陸マイラーの記事を読んでいると、SFC修行という記事をよく目にします。

ANAには、上級会員資格制度があります。上級会員になると、キャンセル待ちの優先、専用チェックインカウンターおよびラウンジの使用、預け手荷物の優先引き渡しなどの特典があるということです。

この特典の多くは、ビジネス航空券であればついているので、上級会員資格のメリットとしてはそれほどのものとは思われません。

記事を読んでると、SFC修行をする方の目的は、無資格であれば、マイルによる国際線ビジネス、ファーストの特典航空券の予約がしづらいが、上級会員になれば、予約がしやすくなるということが真の理由のように思われます。

その予約のしやすさの変化がどの程度のものであるかについては、ANAからの公式コメントがないので明らかではないのですが、先達たちは経験によりその違いを実感しているようです。

 

SFC修行のために何をするかというと、それは、ANAでは年間に50,000プレミアムポイント以上を貯めるということなので、30万円以上の費用をかけて、必要もないのに、東京ー那覇を10往復程するというものなので、余程の飛行機好きの方でなければチャレンジしないのではないかと思っていました。

だから、私も自称陸マイラーなのですが、興味を持って記事は読んでいましたが、自分がSFC修行に挑戦しようとは考えませんでした。

 

ですが、上記本では、世界1周する機会に上級会員を目指そうという記事が掲載されていました。

ファーストクラスで世界1周すれば、50,000プレミアポイントを獲得できるので、上級会員になれるという記載がありました。

114万円を支払ってファーストクラスで世界1周すれば、わざわざ30万円程と20日程をかけSFC修行をしなくても、ANAプラチナ会員資格を得られ、スパーフライヤーズカード保有者になれるというのですから、最初は(十分割安だと思うが)本来の料金を支払って世界1周し、それによりSFCを取得し、次に、予約しやすい状態になった上で、所有マイルにより世界1周の特典航空券を発券するのがいいのではないかということに思い至りました。

これが世界2周の意味です。

 

世界2周の実現可能性ー課題

114万円の2人分で228万円。空港税、燃油サーチャージャー2人分で多分20万円。約250万円ということになる。

まだ具体的にルートを考えていませんが、年金生活者として世界1周する以上、ゆっくり回りたいので、分割し、前半2週間、後半2週間程度、そうすると、世界2周で合計8週間となるので、その間のホテル代を1泊20,000円とすれば、合計1120,000円となります。

ファーストクラス世界2周で360万円程度は最低必要なように思まれます。

 

これを少なくする方法として考え付いたのは、最初の世界1周につき、有料で行くのは私だけとし、妻は保有マイルによる特典航空券で行くという方法です。(SFC修行に関しては、家族で1人資格を取得していれば家族全員その優待を受けられるということなので、有料で行くのは1人で十分なのです。)

 

1人が有料航空券、1人が特典航空券、それでも同じ旅程が組めるのであれば、必要マイル合計は増えますが、使うお金は114万円減るので、250万円弱でできるということになります。

2年間で、ファーストクラス世界2周のために250万円程貯金を取り崩すということであれば、余生を考えない無茶な散財ということでもないので、前向きに計画を詰めていき、実現したいと思います。

 

年の初めに、夢のような話ですが、それが意外と実現可能性があるので、この先2年間の目標として掲げさせていただきました。

その進展状況は、このブログでも、報告させていただこうと思います。