ANAマイレージが効率が良い
陸マイラーのまず第一歩は,航空会社のマイレージクラブに登録することです。
世界中の航空会社がマイレージ制を採用しているので,どの航空会社に登録してもよいし,複数登録することももちろん可能です。自分が乗りたいと思う航空会社のマイレージクラブに加入すればよいのです。
航空会社の好みとしては,人それぞれということになりますが,陸マイラーを目指すのであればANAがお勧めです。
後に詳しく触れますが,ポイントをマイルに交換する交換比率を考えたとき,JALだと1ポイントが0.5マイルにしかなりませんが,ANAだとソラチカというルートがあり,1ポイントが0.9マイルになります。
このため,陸マイラーの多くはソラチカ経由でANAマイルに交換しています。
ビジネスでの海外旅行に何マイル必要か
ポイントを貯めマイルに交換し,ビジネスで海外旅行に行くのに何マイル必要かを知っておくことは,ポイントを貯める目標設定になりますから,イメージを掴んでおきましょう。
ANAのホームページで,「国際線特典航空券」「利用条件」をクリックすると次のようなゾーンの地図が現れます。
海外については,①韓国②アジア1③アジア2④ハワイ⑤北米⑥欧州⑦オセアニアとゾーン分けされています。
同じゾーンであれば必要マイル数も同じです。
日本発の各ゾーン往復の必要マイル数は次の通りです。
時期により多少必要マイル数は異なります。
ローシーズンは少なく,ハイシーズンは多くなります。
年金生活者であれば,わざわざハイシーズン(年末年始,ゴールデンウィーク,お盆)に行く必要はないので,ローシーズンあるいはレギュラーシーズンを選べばよいことになります。
ちなみに,レギュラーシーズンでビジネス往復に必要なマイル数は次の通りです。
①韓国 30,000マイル
②アジア1 (中国の各都市,台北,マニラ) 40,000マイル
③アジア2(シンガポール,バンコク,ジャカルタ,デリーなど)
60,000マイル
④ハワイ 65,000マイル
⑤北米( ロサンゼルス,ニューヨーク,ワシントンなど)
85,000マイル
⑥欧州(ロンドン,パリ,フランクフルト,ブリュッセルなど)
90,000マイル
75,000マイル
です。
ご自分が行ってみたいところを念頭に,集めるポイント数の目標を定めてみたら良いと思います。
以上は,1名分の必要マイル数ですから,夫婦で行くとなると,この倍を目標にします。
夫婦それぞれポイントを集めよう
ポイントサイトへの登録は,夫婦それぞれができますから,それぞれが登録しポイントを集めれば,一人で集めるより多数のポイントを集められます。
是非,夫婦共通の目標として,ポイント集めをしてみたらいかがでしょうか。
実際そうしている方も多数います。
まずハピタスでポイントを集めよう
陸マイラーが利用しているポイントサイトは幾つもあります。
その中で,最もポピュラーで利用しやすいサイトがハピタスです。
[http:// 賢い人のお得なサイト | ハピタス:title]
ここからハピタスに登録してみましょう。
そして,ビジネスでの海外旅行を実現しましょう。
ハピタスに危険はないのか
ハピタスにも,その他のポイントサイトにも危険はありません。
無料で海外旅行に行けるなんて,うさん臭そうという質問もありますが,うさん臭くありません。経済合理性のある存在です。
無料でポイントがもらえるなんてうさん臭い,というのは,無料で映画を見られるテレビはうさん臭いと言っているようなものです。
広告の仕方という点から見れば,民放テレビもポイントサイトも同じようなものです。
民放テレビは,広告主から広告料をもらいCMを流しています。そして,CMを見る人を多くするために番組を制作し,時には映画を放映します。だからテレビを見てる人は,無料で番組の中の映画を見ることができるのです。
広告主は,番組中に流すCMを見て購買行動に出てくれる人がいることを期待しているのです。
ポイントサイトも広告という点では同じですが,もう少し購買行動とのつながりが強くなっています。
ポイントサイトは,広告主から広告料を貰い,ポイントサイト内で当該商品を宣伝し,購入した人(必ずしも購入しなくてもポイントはもらえる。たとえば,FX口座開設など)にはポイントを付与しますよと言って購買行動を促しているのです。つまり,ポイントサイト経由で購入した人に,広告費の一部を還元しているようなものです。
十分に経済合理性のある話です。
では,全く危険はないかというと,わずかながらあります。
それは第一に,登録するときに個人情報を開示します。それが漏れる恐れは,ゼロとは言い切れません。
新聞で,時々,大会社から何万という個人情報が漏えいしたということが報道されていますから,ポイントサイトでもー厳重に管理していてもー漏れることがないとは言い切れません。
では,個人情報が洩れて,あなたに具体的損害が発生するかというと,今のところ,個人情報漏えいにより個人が具体的に損害を被ったという話は聞きません。また,漏えい会社がお詫びとして,各個人に配っているのは,多くは500円の商品券だと聞いています。つまり,個人情報の漏えいによる個人の被る損害は,500円くらいが相場と考えられているということです。
第二に,ポイントサイト運営サイトが倒産したら,貯めたポイントが紙くずになり損害を被るのではないか,という心配はあります。
銀行が倒産したら預金がパーになるのではないかという心配に似ています。(預金の場合は,預金保険があるので,1,000万円までは保証されますが,それ以上の預金をしていれば,パーになる危険はあります。)
ポイント商法というのは広く行われており,デパートでもポイントを貯めれば,それでそのデパートの商品を買えるということをしています。このデパートが倒産したら,当該デパートについて貯めたポイントは紙くずになってしまいます。
ただ,陸マイラーが利用するポイントサイトについて,私が陸マイラー活動をはじめたこの2,3年については,倒産してポイントがパーになってしまったという話は,寡聞にして聞いていません。
危険,心配としては,以上くらいの事と考えますので,前向きに考えてみたらいかがでしょうか。
[http:// 賢い人のお得なサイト | ハピタス:title]
是非,ここからハピタスを始めてみてください。
詳しいポイントの貯め方は,追って解説します。